【登山】 2017/08/14~15 鳳凰三山 (1泊2日テント泊・青木鉱泉往復)

どうも、ふつです。

さて、お盆休みに会社の人と登山に行ってきました。行先はずっと登りたかった鳳凰三山、1泊2日のテント泊の山行です。事前の天気予報は2日目の夕方から雨という微妙な天気のなか、突撃してきたわけですが・・・

コース

(1日目) 青木鉱泉鳳凰小屋 (ドンドコ沢ルート)
(2日目) 鳳凰小屋 → 地蔵岳観音岳薬師岳 → 青木鉱泉 (中道ルート)

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装備

・シューズ: SCARPA - クリスタロ GTX
・ザック: PaaGo WORKS - CARGO 40
・テント: mont-bell - クロノスドーム 1型
(目ぼしいものだけ記載してます)

食事は3食分のアルファ米とカップ麺少々。行動食はソイジョイカロリーメイト、そしてスティック羊羹。羊羹は最近のお気に入りです。実はガスとガスヘッドを持ち合わせていないので、食事はお湯乞食スタイルになってしまいました。

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テントはそのまま一番下にドカッと置き、他は30Lのスタッフバッグに突っ込んでパッキングしました。マットは写真だと横置きになってますが、やはり登るとき邪魔になったので、結局サイドに縦向きに装着して登りました。トップポケットは救急用品と行動食を収納。

1日目

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早朝、というか夜中にピックアップしてもらい青木鉱泉入りしたものの小雨が。朝食を食べながら休憩していると、雨はなんとか止んでくれたので、とりあえず登り始めました。

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1日目はとにかく沢沿いに登るだけ。といっても結構な急登が続きました。1ヶ月前に日帰り登山で身体を慣らしたとはいえ、やはり急登は身に応えます。

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途中、4つほど大きな滝を通過。4つ目「五色滝」は滝壺直下まで降りれたので、疲れた身体にマイナスイオンを堪能させてあげました。

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そんなこんなで1日目の宿泊地、鳳凰小屋に14:00頃到着。所要時間は7時間弱だったので、コースタイムより若干ゆっくりなペースだったようです。雲行きはずっと怪しかったですが、何とか雨には降られず。

とっととテントを設営し、いったん昼寝もして休憩してから夕食。人生初のアルファ米は、可もなく不可もなくといったところで、意外と食べやすいなという印象でした。そこそこ疲れもあったので、19:00頃には就寝。

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2日目

夜中にいったん目が覚めたタイミングでテントに雨が打ち付ける音が。嫌な予感がしつつも、心配しても埒が明かないので、再び夢の中に。

朝はゆったり6:00頃起床。起床時は曇りでしたが、朝食を済ませ、テントを撤収していると、ついに雨が。雨は止む気配もなく、むしろ強くなる一方な様子。小屋の軒先で雨宿りしながらどうしたもんかと考えましたが、とりあえず行くしかないということでレインウェアを着込んで出発。時間は結局7:30頃でした。

降りしきる雨の中、1時間ちょいひたすら無心で登っていると、いつの間にか地蔵岳の直下まできてました。だがしかし、雨雲の真っ只中なので眺望はゼロ。辛うじてオベリスクは確認できる程度でした。

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一応オベリスク近くまでアプローチしましたが、岩が濡れててかなり滑りやすかったので途中で撤退。オベリスクの全貌は何とか見れました。

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その後は雨の稜線をひたすら進み、観音岳薬師岳となんとか三山を回収。雨と風がそこそこ強かったので、途中何度か小休止を挟みつつに留めて、稜線を一気に駆け抜けました。

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後は下るだけ、ですがこの下りがとにかく辛かった…。上の方は岩がゴロゴロして滑らないように気を張らないといけないし、今度下の方は登山道に水が溜まって泥だらけな始末。

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特に目印もなく単調な下りをひたすら下り、16:30頃に青木鉱泉に到着。結構な雨で休憩するにも休憩する場所がなく、結局昼食は食べないまま下山しちゃいました。下りはただでさえ無口になりやすいのに、雨なもんだからとにかく会話が少ないのなんの。

足もかなりやられちゃいました。シューズのインソールがへたってかなり硬くなっていたので、両足とも結構な靴擦れ。次回の登山までにインソールは交換しないといかんですね。

今回、CARGO 40とスタッフバッグの防水性を信じてザックカバーをもっていかなかったんですが、よく考えたらテントのこと忘れてました・・・結局、テント周りというかザックは結構泥だらけに。車に乗せるのが忍びなかったです。

後から気づきましたが、防水だと思っていたトップポケットも結局中は結構濡れていました。ザック本体が防水とはいえ、汚れ防止の意味も含めてザックカバーはやはり必須ですね。

2日目は土砂降りの眺望ゼロだったとはいえ、念願の鳳凰三山、なんだかんだで楽しかったです。あわよくば、天気がいいときにリベンジしたいものです。