【ボルダリング】 2018/09/20 ヘッドロッククライミングジム
どうも、ふつです。
ボルダリング日記 2018年#33
【日付】 2018年9月20日(木)
【ジム】 ヘッドロッククライミングジム
スパルタン後から何か調子が上がらないんですが、ジムを新規開拓したくなったので、墨田区菊川にあるヘッドロッククライミングジムへ突撃してきました。
壁は90°、100°、120°とバルジの合計4面。かなりコンパクトですね。後はキャンパとムーンボードがありました。
課題はどちらかというとゴリゴリ系で結構辛いですね。どこかT-WALLを感じなくもないセットの作り方。こういうジムに行くと地力不足を痛感させられます。
ちょうど足自由課題祭りが行われていて、お強い常連さんたちが色々打ち込んでました。特に奥のバルジは常連さんたちが結構多かったので、少し肩身が狭かったような。
4級×2
一通り4級を触ってみましたが、落とせたのは2つだけ。3級も少し触ってみたもののかなり厳しい。週1ペースで登れるのはこのあたりが限界なんですかねぇ
SPARTAN RACE完走
どうも、ふつです。
先週末に群馬県は水上の宝台樹スキー場で開催されたSPARTAN RACEでSUPERに参加、無事完走しました。
SPARTAN RACEとは
スポーツシューズ・アパレルメーカーのReebokが主催する世界最高峰の障害物レースです。全世界で開催されていて、日本で開催されるようになったのは2017年からのようです。コンセプトは、「大人がガチンコで障害物競争してみました」的なところでしょうか。
障害物競争といっても、簡単にはクリアできないものも多くて、その場合はペナルティとしてバーピー(立った状態からしゃがんで、腕立て伏せして、その後ジャンプする運動)をすることになります。1回のペナルティでバーピー30回が基本のようですが、そもそもバーピー30回でもかなりきついです。
SPARTAN RACEは大きく3つの種別に分かれています。基本的には難易度順とのこと。
種別 | 距離 | 障害物数 |
---|---|---|
SPRINT | 5km以上 | 20個程度 |
SUPER | 13km以上 | 25個程度 |
BEAST | 20km以上 | 30個程度 |
今回自分が参加したSUPERは難易度でいうと中間のやつですね。初めての人はSPRINTがちょうどいいらしいんですが、一緒に参加するチームメイトたち(1回SPRINTに出たことがある)にSPRINTは簡単すぎると唆されて、何を血迷ったのかいきなりSUPERを走ることにw
ちなみにBEASTはまだ日本で開催されたことがないようです。開催されても出る気はしませんがね!!
リザルト
一緒に参加したチームメイト4名とともに無事完走。スタートから土砂降りでコース状況は最悪でしたが、何とか怪我無く終えられました。
コースマップを見たら距離は約11km、タイムは4時間37分で、完走者1881人中1742位でした。タイムはお察しですが、完走目標だったので満足です。SUPERは13km+となってましたが、実際は約11kmだったようです。
当日の様子
スタートが11:15だったので、9:00に会場入りしました。会場隣接の駐車場は埋まっていたので臨時駐車場へ。そそくさと準備を済ませて会場行のシャトルバスを待っているあたりから雨が本降りに。
会場ももちろん土砂降り。どうせ泥だらけになるので土砂降りだろうが何だろうが関係ないんですが、スタートまではなるべく身体を冷やさないようにしてました。
そんなこんなであっという間にスタート時間になり、土砂降りの中スタートしました。
今回のコースはこんな感じ(コース自体はゴール後に知りました)。赤がSPRINT、青がSUPERのコースです。何かに役立てばと思い、各障害の所感を書こうと思います。
No.1 - Over Under Through
最初は壁を乗り越えたり、壁をくぐったりする障害。ほぼ通過するだけなので特に難しいところはないですね。肩慣らしといったところでしょうか。
No.2 - Vertical Cargo
ジャングルジムみたいな障害です。足場は布っぽい生地でできていて若干グラつきますが、これも乗り越えるだけです。
No.3 - 7ft Wall
7フィート≒2.1mの壁を乗り越える障害。足をうまく使えばどうということはありません。
No.4 - Hurdles
高さ1.5mぐらいにある木の柱を超えていく障害。これも足をしっかり使えば難しくありませんが、身体が回転しそうになるので少し大変です。
No.5,6 - 泥水プールのやつ(写真撮り忘れて名前分からず)
きましたよ、スパルタン恒例の泥水プール。これはバーピー回避不可で必ずやらないといけません。プールは3つで、最初の2つは腰ぐらいの深さを歩いて渡るだけですが、最後の1つは板をくぐらないといけないので強制的に潜らされます。しかも水がチョー冷たい。この時点で全身ずぶ濡れになったので、もう泥汚れなんぞ気にならなくなりました。
No.7 - Atlas Carry
これもスパルタン恒例のパワー系障害その1。男性は重さ50kgぐらいの石球を運びます。雨&泥プール直後で手が濡れててかなり持ちづらかったですが、前半でまだパワーが残っていたので何とかクリア。
No.8 - Slip Wall
傾斜45°ぐらいの壁をロープを使って登る障害。降りる側は梯子みたくなっています。雨で濡れていてまさに滑る壁でした。壁に垂直に力を掛けられればあまり難しくはないと思います。
No.9 - Inverted Wall
こちら側に45°ぐらい傾斜している壁を乗り越える障害。ボルダリングの要領で難なくクリア。上部を乗り越えるときが結構怖いです。
No.10 - Sandbag Carry
重さ30kgぐらいの砂袋を担いで、400mぐらい坂を上って下る障害。これはバーピー回避不可です。下半身と体幹が一気に持ってかれました。雨で斜面がどろどろになっていて滑りやすかったので、滑らないように慎重に歩くのも結構大変です。
運び方は人それぞれですが、ほとんどの人は肩に担ぐか、前で抱えるようにして運んでました。頭にのせたり、おんぶしたりするのもありのようです。
No.11 - Spearthrow
その名の通り、的に向かって槍を投げて刺す障害。しかも一発勝負。
人生初のやり投げだった自分には無理ゲーすぎました。陸上のやり投げ選手のフォームをイメージしながら投げましたが、そもそも的に全然届かず。あえなく初バーピーとなりました。
そもそもこの障害、かなり成功率が低いです。30人に1人成功している程度ですね。これはいつかちゃんとクリアしたいなぁ。
No.12 - Olympus
壁についた突起や窪みを持ちながら壁を渡る障害。条件があって、足は突起や窪みを使っちゃいけません。ボルダリングで例えるなら、足をスメアしながら4-5mトラバースするような感じです。これも一発勝負。
今回シューズは普通のトレランシューズ、さらに壁は雨で濡れまくり、ということで結構えぐかったですが、これはクライマーの端くれとして何とかクリアしました。
これもクリア率は結構低かった模様。チームで担いだりしてクリアしてる人もいました。多分壁に張り付かずに足をしっかり張った方が渡りやすいと思います。
No.13 - Bucket Brigade
スパルタン恒例のパワー系障害その2。バケツに石を詰め込んで一定距離を運びます。距離は500mぐらい、バケツの重さは40kgぐらいでしょうか。条件は肩より上で担がないこと、要は抱えろってことです。これもバーピー回避不可。
基本的にバケツの底に指を引っ掛けて、前に抱えながら運びます。これで一気に前腕がもってかれました。感覚としては、ボルダリングで課題に打ち込みまくってパンプしたような感じ。ボルダリングで鍛えていたのが役立ちました。
No.14 - Plate Drag
これもパワー系。座りながら重りが乗っている鉄のそりを引っ張る障害。重さもそこそこある上に、地面は滑って踏ん張り効きにくいし、おまけに何回も引っ張られて場所によっては地面が抉れて引っかかったり。何回か引っかかったのをチームメイトに助けて貰いながらクリア。
BucketBrigadeから500mぐらい移動しますが、そんな短時間に前腕が回復する訳もなく、更に前腕がパンプしていきました。
No.15 - Hercules Hoist
更に連続してパワー系障害。重りを10mぐらい引っ張り上げます。これがかなりくせ者で、めちゃめちゃ重いです。多分60kgぐらいあるんじゃないでしょうか。自分は最初一人で挑戦してみましたが、ほぼ持ち上がらず…チームメイトに助けて貰いながら何とかクリアしました。チームって大事。
1つ前のPlate Dragから300mぐらい移動しますが、ほぼ続けてなので、これを終わったあたりで前腕はパンプMAX。
No.16 - Monkey Bars
パワー系3連発の締めは強化版雲梯。しかも一発勝負で、失敗したら強制バーピーです。
基本は雲梯ですが、1つ1つの距離がかなりあるのと、持ち手がかなり太くて全然力が入りません。さらに雨で濡れていて滑りまくり。パワー系で消耗していて全く歯が立たず、2手目をマッチすらできず、あえなく2回目のバーピーとなりました。
障害自体も難しいですが、障害の配置にしてやられた感があります。パワー系3つ連続でやったあとなので、ほぼ前腕が売り切れた状態でこの障害をやることになるわけで。これも周りの人たちは軒並み途中で落ちてました。
No.17 - Barb wire crawl
Monkey Barsの後は少し中休み的な移動を挟んで、有刺鉄線の下を匍匐前進で移動する障害。移動といっても、かなりの急斜面を登って下ってなので、あまり休まらないんですがね。
No.18 - Bender
梯子っぽい物を乗り越える障害。こちら側に反っているので乗り越える時がちょっと怖いぐらい。公園にある遊具を思い出します。
No.19 - 8ft Wall
再度壁を乗り越えます。今度は約2.4m。足をうまく使えば問題ありません。
壁を乗り越えたら一気に降ります。スキーでいうと中上級ぐらいの坂だったので、滑って転けないように必死でした。
No.20 - 6ft Wall
三度壁を乗り越えます。今度は約1.8m。終盤で疲労が結構ありましたが、この程度はノープロブレム。
No.21 - Stairway to Sparta
壁と梯子組み合わせたような障害。梯子のところまで蹴上がるのが結構辛いし、かなり急なので降りるのも結構怖い。頂上は結構眺めがよかったです。
No.22 - TZ Wall
クランク状の壁に沿ってボルダリングよろしくトラバースする障害。ホールドが木なので結構滑ります。
これも危なげなくクリア。クライマーとして落ちるわけにはいかんよね。壁を向こう側に曲がっていくところがちょっと危なっかしかったですがw
No.23 - Rope Climb
ここからSPRINTと合流して、ゴールまで障害4連発です。まずはロープ登り。終盤にロープを登らせるという鬼畜な配置。
Monkey Barsまでで消耗した前腕はかなり回復していたので、意外とスルスル登れました。足ぶらでも登れそうな体力の残り具合。ちなみにチームメイトのバーピー軽減のために2回登りましたけど問題なし。
No.24 - A Cargo
うっかり写真取り忘れました。序盤に出てきたVertical Cargoの三角形版ですね。高さ5mぐらいの三角形のジャングルジムみたいなオブジェを登って降ります。
これは通過するだけ。ちなみに、この障害何故か大渋滞。足場がかなりグラグラするので慎重に登る人が多いんでしょうか。
No.25 - Multi-Rig
ラス前の障害。ラストのFire Jumpはあってないようなものなので、実質ラストですね。内容はMonkey Barsの吊り輪版といったところ。最後で再び前腕を痛めつけます。
終盤で疲れてて苦戦するかと思ったら、意外と細めでしっかり握り込めた&ゴム材質で滑りにくかったので、危なげなくクリアできました。
No.26 - Fire Jump
Multi-Rig抜けてもうゴールした気になっててこれも写真取り忘れました。幅数十cmの薪火をジャンプで越えるだけで、特段難しいところはありません。正面から写真を撮ってくれるので、格好良く跳ぶといいでしょう!
総括
今回はクリアできなかったのは2障害だったので、合計60バーピー。事前に調べていて失敗するだろうなと思ってた障害を予定通り(?)失敗しました。とはいえMonkey Barsは悔しいなぁ。
ちなみにSUPERとSPRINTの差は、距離にして約5km、障害5個でした。これくらいの差だったら正直SPRINTで十分かな…w ただTZ WallがSUPERだけのようで、クリア実績を残せたのはアド。
次回は12月に仙台でスタジアムレースがありますが、泊まりがけの遠征はきついのでパス予定。多分来年の春ぐらいにまた関東であるであろうレースに出るか検討中です。
【ボルダリング】 2018/09/04 B-PUMP 荻窪
どうも、ふつです。
ボルダリング日記 2018年#31
【日付】 2018年9月4日(火)
【ジム】 B-PUMP 荻窪
関西で猛威を振るった台風21号の影響でNo残業となったので、そそくさと帰宅して・・・そして登りに行きました!!! (オイ) 土曜日にSPARTAN RACEで障害物競争してくるので、その調整も兼ねて。
動画見て登れそうなコンペ壁の課題があったので、残っているうちにと思い荻パンへ。同じようなことを考えている人が結構多かったみたいで、意外と大盛況でしたw
4級×4
コンペ壁の課題、登れそうだった中央のやつをしっかり1撃してきました。もう1課題打ち込みましたが、どうしてもマントルを返せず敗退。あとは前回の宿題を2つ回収しつつ、セットが変わったYosemite壁から1つ。
ということで、明日はSPARTAN RACE、頑張ってきます。