家計簿アプリを Moneytree から MoneyForward に乗り換えた

どうも、ふつです。

今回は家計簿アプリのお話。
普段の生活で家計簿をつけている人は多いと思いますが、皆さんどんな感じでつけているんでしょうか。
パッっと思いつくだけでも、Excel、ソフト・アプリ、手書き、色々あります。

自分はきちんとした家計簿をつけ始めてからかれこれ10年近くになります。
今はMoneyForwardというクラウドベースの会計アプリに落ち着いていますが、これまで色々な家計簿を試してきました。
ざっとまとめるとこんな以下のような感じです。

Excelの自作シート w/Dropbox
⇒ Zaim
⇒ MoneyForward
⇒ Moneytree
⇒ MoneyForward

自分用のメモの意味も込めて、それぞれ使用感を書いてみます。

Excelの自作シート w/Dropbox

メリット

  • 決まった形がないので自分の好きなように管理できる
  • データはDropbox上で管理しているので、得体の知れないサービスよりは安心

デメリット

  • スマホだと入力しづらくてPCで入力するので若干面倒
  • 優柔不断なのでフォーマットが決まらず考えるのに時間かかる
  • クレカの扱いがよく分からなかった。

まぁ、デメリットはだいたい自分の問題ですけどw
最初は何でも自由に作れるExcel最強説を信じていましたが、フォーマットや費用細目を自分で考えるのは案外大変ということに気づきました。

それよりもネックになったのは、やはりPC上での作業がメインになるということ。
スマホでも作業できましたが、当時はスマホの環境もあまりよくなく、Excel編集するにも一苦労だったわけで。
1日の終わりにその日の家計簿をつけるスタイルにしてましたが、細かい現金の支出をだいたい忘れてしまうわけですよ。
特にSuicaで支払った交通費とかですね。
そういった支出を思い出すのが面倒になり、いつしか更新されなくなりましたw

Zaim

メリット

  • スマホで簡単に入力できる
  • 月々の支出を予算と比較して表示してくれるので、使い過ぎがよくわかる。
  • 銀行の残高、クレカの使用状況をアプリで取得して家計簿に反映してくれる。
  • 費用細目が決まっていて、さらに自分でカスタマイズできる。

デメリット

  • データをアプリ側が用意しているサーバーに預けることになるので、セキュリティ的に心配
  • アプリに銀行のネットバンキングやクレカのログイン情報を入力することになるので、セキュリティ的に心配

使い始める前は、特にログイン情報を入力することになるのが心配でした。
スマホなので、もし盗まれたりしたらログイン情報抜かれちゃいますしね。

とりあえず使ってみると、デメリットよりもメリットのほうが大きいように感じました。
やはり現金支出をその場で記録できるのは大きかったです。
交通費などの細かい支出も、金額が分かったその場で入力できますからね。

MoneyForward

メリットとデメリットは基本的にZaimと同じです。

違いはというと、まずはUIですね。
例えば、現金支出の入力で、項目をどうやって選ぶのか、何ステップ必要なのかだったり、支出一覧の表示が横棒グラフなのか円グラフなのかだったり。
とりあえず自分にはZaimよりMoneyForwardの方がUIがしっくりきましたね。

それと、自分が使っていて一番大きいと感じたのはクレカの利用履歴の扱いでしょうか。
Zaimと後述するMoneytreeは、クレカを使うと所持資産から都度引かれていきます。
要は、クレカの利用も現金と同じ扱いということですね。
この考え方は確かにクレカの使い過ぎを抑えてくれると思いますが、利用額が所持資産を上回ると資産がマイナス表示になってしまいます。
つまりは負債扱いですね。
確かに負債であることには違いないので間違っていないし、資産がたくさんあればそもそもマイナス扱いにはならないわけですが、毎月カツカツな生活をしていたもので・・・w

Moneytree

これもメリット・デメリットはZaim・MoneyForwardと同じです。

自分が一番使いやすいと思ったのは、支出と財布の現金が紐づかずに管理できること。
それまでは財布の現金をきっちり管理していたので、細かい現金の収支も記録しないといけなかったわけです。
Moneytreeは支出額だけを管理できたので、煩わしい財布の現金管理から解放されました。
もちろん財布の現金管理も重要ですが、自分としては毎月どれぐらい使っているのかを管理するのが重要だと思っているので、財布の現金管理はさほど重要視してません。

それ以外にMoneytreeの利点は、(課金サービスですが)経費計算ができること。
自営業の人には使える機能かもしれませんが、自分は今のところ関係ないので使いませんでした。

その一方で、UIはあまりしっくりきませんでした。
特に支出監理が見づらくて、細目毎の消費推移を確認し辛かったです。
それと、デフォルトで入っている細目分けも微妙だったです。


上のほうで書いた通り、自分は一度MoneyForwardからMoneytreeに乗り換え、戻ってきています。
理由はMoneyForwardだと支出をどこかの資産と紐づけて計算しなきゃいけないと思っていたからですね。
MoneytreeのUIが耐えられなくなってきたので、前に使っていたMoneyForwardで財布の現金を使わなくても管理できるのか調べると、できるじゃありませんか。
ということで気兼ねなくMoneyForwardに戻ってきたわけです。

家計簿は、何を重要視するのか、どうやってつけるのかは個人の好みです。
自分の場合はMoneyForwardが今のところ最適解になっています。
Zaim、MoneyForward、Moneytreeはメジャーな家計簿アプリですが、機能的には似ている部分が多いです。
何を使うか迷ってる人には、少しでも手助けになればと思います。